中国の主要工業地域である長江デルタ(上海市・江蘇省・浙江省・安徽省)で、ロボットの輸出が大きく拡大しています。
上海税関の発表によると、2026年1月~8月のロボット輸出額は160億元(約3,680億円)に達し、前年同期の4倍となりました。
対象となるのは、産業用ロボットをはじめ、手術支援ロボット、清掃ロボット、スマートバイオニックロボットの4種類です。
中国の製造業で進む技術の高度化
長江デルタ地域は、中国を代表する製造業の集積地です。
同地域ではロボットだけでなく、機械・電気製品の輸出も前年同期比26.6%増加しており、製造業の高度化と国際競争力の向上がうかがえます。
ロボット産業を支えるゴム製品
ロボットには金属や電子部品だけでなく、さまざまなゴム製品が使用されています。
例えば、機械内部への異物侵入や潤滑油の漏れを防ぐシール材、振動を吸収する防振ゴム、可動部分を保護するゴムカバーなどです。
これらの部品は、ロボットの安定した動作や耐久性を支える重要な役割を担っています。
ロボット産業の発展に伴い、ゴム製品にも耐久性や耐摩耗性、精密な寸法管理など、より高度な品質が求められるようになります。
中国のロボット産業の成長は、こうした工業用ゴム製品の技術発展にもつながることが期待されます。
Source: Science Portal China(2026年10月1日)
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